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としのすけのワインハウス

としのすけのワインハウス

2004年07月(1)

2004年07月

レ・ロゾー[2000]クリスチャン・ムエックス(赤)レ・ロゾー(2000)
2004/07/01 自宅にて

そろそろネタが切れてきたとしのすけ、今日のワインは「またか~」のレ・ロゾー(2000)でございます。(^^;)

過去、
http://plaza.rakuten.co.jp/toshinosuke/diary/2004-05-07/
http://plaza.rakuten.co.jp/toshinosuke/diary/2003-10-24/
http://plaza.rakuten.co.jp/toshinosuke/diary/2003-05-12/
と飲んできていますが、やっとよくなってきたワイン。
もう少し待つべきだったかもしれませんが、開けちゃいました。(^^;)

レ・ロゾーは、かのクリスチャン・ムエックス氏が醸すメルローとカベルネ・フランの混醸ワイン。
開栓時は若木の香りと赤い果実香がプンプン。
濃厚なフルボディーと相まって、なかなか高級感があります。
2月前に感じた「厩」の香りはさほどパワーアップしていませんが、美味しく飲めるようになりましたね。
フィニッシュも心地よい酸とタンニンが長く続き、合格です。

HP:8

こいつ、だんだん良くなるので、最終評価は今日(2004/07/02)に持ち越しましたが、期待した程には伸びませんでした。
でもまあ、十分合格点です。
サンタヘレナ セレクションカベルネソーヴィニヨン [2001]サンタヘレナ・セレクション・カベルネソーヴィニヨン(2001)
2004/07/04 自宅にて

今日のワインもお馴染みの奴。
サンタヘレナ・セレクション・カベルネソーヴィニヨン(2001)です。

コメントは、
http://plaza.rakuten.co.jp/toshinosuke/diary/2004-04-26/
http://plaza.rakuten.co.jp/toshinosuke/diary/2004-02-24/
http://plaza.rakuten.co.jp/toshinosuke/diary/2003-11-04/
http://plaza.rakuten.co.jp/toshinosuke/diary/2003-10-02/
http://plaza.rakuten.co.jp/toshinosuke/diary/2003-09-18/
をご参照ください。

今回も、

HP:8+

でございます。(^^;)

ネタ切れだなぁ・・・
ちなみにずっと室温保存ですが・・・全く衰え無し。
やはり、しっかり濃いボルドースタイルの赤は、ちょっとやそっとではへこたれません。
日本の夏を5回は超えられると見ました。(^^;)
チリのきら星ワイン♪コノ・スル・ゲヴュルツトラミネール・ヴァラエタル[2002]750mlコノ・スル・ゲヴュルツトラミネール(2002)
2004/07/06 自宅にて

今日は、定番のサンタヘレナ・セレクション・カベルネソーヴィニヨンの3日目だったのですが、ちょっと口寂しくなったので、間違えて買った(^^;)チリの白ワインを開けちゃいました。

コノ・スル・ゲヴュルツトラミネール(2002)でございます。

コノ・スル社は、チリ、ラペル・ヴァレーで100年以上続く畑を買い取って、1993年に立ち上げられたワイナリーで、マイポ・ヴァレー、カサブランカ・ヴァレー、ビオビオ・ヴァレーなどにも自社畑を所有し、現在チリで輸出量第6位とのこと。

ゲヴュルツトラミネール、白用の少し赤みがかった小粒のブドウで、もともとはドイツとフランスのアルザス地方の品種のようです。

白はほとんどいただかないとしのすけ、コメントするのは気が引けますが、率直な感想としては、
・コルクが結構長いプラスチックなところがグッド
・とても香りが豊か(甘酸っぱい系統)
・ネットリと濃く甘い
・キレのある酸が全体を引き締めて甘さが嫌味でない
→なかなかイケルお味
だと思います。
特に、ライチ?を連想させる香りは特筆に値します。
また、黄色というよりは金色?を思わせる色も魅力的です。
フィニッシュがやや葡萄ジュースっぽくて安っぽいのはご愛敬です。(^^)

HP:7+

850円でこの香りとお味!・・・チリは白も侮れません。
氷りでも入れて、キリッと冷やして飲んだら美味しそうです。
ズバリ、夏向きと申せましょう。
怪我の功名?(笑)

【追記】

という訳で、今日は氷を入れていただいておりますが、美味ですな。(^^)
もっとも、「ジュースみたい」とも言いますが。(^^;)
シャトー・クリネ[1993]シャトー・クリネ(1993)シャトー・ペトリュス[1992]シャトー・ペトリュス(1992)
2004/07/09 半蔵屋にて

実は昨日の「いいこと」というのは、ミニワイン会@半蔵屋のことでありました。
指折り数えてその日を待っていたので~す。(^^)
お題は「としのすけミーツN氏(II)、フィーチャーリング シャトー・ペトリュス」でございます。

ワイン&お料理は、92のペトリュスを飲むことを中心に据えて、92のペトリュスと同じくらいの熟成加減のメルローを競演させたいということでお店に相談して、相方としてシャトー・クリネ(1993)をセレクト、お料理は、ワインに合うようにお店にお任せでお願いしておりました。
(半蔵屋のSさん、いつもご面倒ばかりおかけしてスミマセン)(^^;)
これらのワイン&お料理の詳細については、カメラマン 兼 ワイン大師範 兼 時事問題評論家 兼 大食漢? のN氏が恐らく画像入りの日記を公開くださると思います。(よね?>Nさん)(^^;)

結果は・・・としのすけ的には期待通り大変美味しゅうございました。(^^)
やはり、楽しい会話と美味しい食卓は人間に最高の幸福感をもたらしますね。
Nさん、本当にありがとうございました。
(そうそう、凄いお土産にも大感謝です。家宝が増えました。)(笑)
次回も楽しみですね~。(笑)

大師範の前で、ほんと恥ずかしいのですが・・・ちょこっとコメント。(^^;)

シャトー・クリネ[1993]シャトー・クリネ(1993)

としのすけが大好きなミッシェル・ロランの息のかかったポムロールです。
ペトリュスの北西約1Km、レグリース・クリネの北側に約9haの砂混りの畑があり、約3500ケースの生産量。
メルローリッチ(メルロー75%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、カベルネ・フラン10%)は当然ですが、極限までの遅摘み、100%新樽で最低24ケ月熟成とスペック的にもとしのすけ御用達。(^^;)

まず、上等な長いコルクです。
開栓し、デキャンテイングするだけで豊かな果実香とローストの深い樽香が漂って来ます。
まさに、としのすけの大好きな展開。(^^)
色調はオレンジの欠片もない程にしっかりしていて、本当に93?!っていう感じ。
93年は決して良い年ではないのですが、これだけしっかりした造りをしていれば、メルローリッチでも10年やそこらはヘッチャラなんですね。
感心感心。
基本的にはカシス・ブラックベリーを思わせる黒系を基調とした果実味が支配していますが、若干のキノコ、タバコ、スパイス等のニュアンスも見え隠れします。
飲み進む程に香りはパワーを増し、タンニンはまろやかに。(^^)
としのすけのあまり好まない厩の香り(大師範は獣臭と表現なさっておりましたが)は予想に反して全くと言ってイイほど出現せず。
最後まで「強めに焦がした新樽をふんだんに使った若々しい上物メルロー」の存在感をアピールし続けました。

HP:9+

1993年にしては、凝縮感のあるワインだと思いました。
としのすけの大好きなお味。(^^;)


シャトー・ペトリュス[1992]シャトー・ペトリュス(1992)

今更説明するまでもない、ポムロールの宝石。(^^)
アメリカのスノッブ達の間では欠かすことの出来ないワインです。
11ha程の小さな粘土質のブドウ畑で育てられているのは95%がメルロー、5%がカベルネ・フラン、100%新樽で20ヶ月熟成、約4500ケースの生産量が普通です。
しかし、1992年はボルドーにとって辛い年、そこで1992年のペトリュスは2600ケースにまで生産量を落として品質維持に務めました。
そんな努力を垣間見れるか?

こちらも長いコルク。
決して重くはないのですが、キメの詰まった非常に上等なものです。
こんなところからもペトリュスの「タダモノでなさ」が伝わってきます。
約1.5時間前に開栓、デキャンテイングしていた甲斐あって、きれいなメルローの香りがゆったりとグラスを伝って登ってきます。
意外だったのは、これまた非常に若々しい色。
透明感を湛えながら深く濃いルビー色は紫のニュアンスも感じさせる程です。
味わいは、ドライフルーツを基調に、赤系・黒系の果実味が絶妙にバランスしたとても洗練されたもの。
適度な(意外な程に控えめな)樽香、熟成感のあるヴァニラ、かすかなカラメル、皮革、湿った土、厩の香り(獣臭)、複雑なスパイスがその味わいの次元を更に高いものにしています。
立派なのは、少しアタックを感じさせてくれるところで、1992年という苦しい年でも、十分なボディーとタンニンをワインに与えたペトリュスに敬意を表します。
その存在感のあるタンニンも、マルゴーのようなスムーズさがあり、フィニッシュではふっと甘みまで現れ・・・極楽極楽。(^^)

HP:9

これは恐らく、誰が飲んでも文句なしの高得点でしょうね。
飲んでいて、何故かカリフォルニアのパルメイヤー・メルローを思い出しました。
似てるかも?(^^;)
ネグロアマーロ・プーリア [2003] プロメッサプロメッサ・ネグロアマーノ(2003)
3004/07/12 自宅にて

「大騒然!!なんと6人の一流ソムリエ全員がこの1280円を激賞!!これ以上の絶賛はない!!なんと史上最高の完璧6つグラスを獲得!!しかもあのワインスペクテーターも『デリシャス!!』とベタ褒め!!薔薇の香りに完熟ジャムの旨味たっぷりの果実味!!これは凄すぎる!!」
とは、京橋ワインさんのHPの見出し。

ほほ~、そんなに凄いワインなら是非・・・と思いちょっと試してみました。

ネグロアマーノとは、南イタリアの黒ブドウ。
古くからプーリア州に広く栽培されているようです。
以前は単にブレンド用品種として使用されていたたようですが、近年開発された醸造法によって濃厚で香り高く長期熟成に耐えられる本格的赤ワインができるようになり、アリアーニコとともに見直され始めた品種です。

さて、そのお味ですが・・・

まず、コルクがプラスチックです。
しかも黒。
ボトル全体のイメージが黒なので、まあ違和感はありませんが・・・ちょっとなぁ・・・としのすけの感性としては、あまり美味しそうではありません。(^^;)
開栓すると、非常にパワフルな果実香。
確かに所謂「バラの香り」もしますねぇ。(笑)
ただし、さほど洗練された印象ではなく、単に「バラの香り」です。
色は、濃いめの透明感のある赤紫で、まだまだ若いワインです。
口に含むと、若干のアルコールのアタックと「コンクリート香」を感じますが、気になる程ではありません。
それをやり過ごすと、豊かな赤・黒の果実味とキレの良いタンニンが現れます。
スパイシーなニュアンスもタップリで、南アフリカの中価格のカベルネっぽい印象です。(わかりにくいですね)(^^;)
チョコレートのニュアンスを期待していたのですが・・・残念ながら感じられず。
まだまだですね。
あと1、2年は瓶熟しなければならないでしょう。
しかし、それにしてはボトルの上げ底が弱いので、早期消費を意図した造り・・・うーん、ちょっと中途半端か?

HP:7

正直、期待した程ではありませんでした。
まだまだ早そうですので、一夏越した辺りでもう一度試してみようと思います。
シャトー シサック [1984] 【オーメドック】シャトー・シサック(1994)
2004/07/15 自宅にて

今日のワインは2004/06/01の日記でも登場したシャトー・シサック(1994)です。

サンテステフにほど近いオー・メドックです。

コルクは若干ブショネ臭い?(^^;)
久々に嗅いだ香りです。
そう言えば前回もちょっと???だったので、やはりお安かったのはそれなりの理由が?(^^;)
コルクの臭いを除けば、ちょうどいい塩梅に枯れた感じの美味しいワインです。
昨日の日記に挙げたとおり、まさに「タンニンがしっかりあって、酸味が強い」印象。(笑)
果実味こそ痩せた感じですが、ドライフルーツの香り、シガー、適度な樽の感じは以前と同じで、20年くらい経ったポイヤックのワイン風でもあります。
驚いたのは、末娘がコルクの香りを嗅いで「変な臭い」と言い、ワイングラスをクンクン、ちょこっと舐めて「これ薄い」だと。(笑)

HP:8

今日の夕飯は、ガーリックを効かせた濃い味の肉料理だったのですが、絶妙のマッチングでした。
夏場には強めの酸味も美味しいものですね。
サンテステフの季節?

そして今日は久々のワインのお買い物。(^^)
サンテステフの季節?とか言いながら・・・結局飲みたいのはマルゴーみたい。(^^;)

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